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ここでは、私が様々な方々のご協力もあり、富士重工8Eと呼ばれる路線バス車両を購入する夢を叶えるまでのあらすじを書いていきます。
遡れば未だ幼く読み書きもままならない頃です。
(そこまで遡るのかと言われそうです…)
私の家はマイカー利用の多かったものの、遠出や祖母に連れられ出かける際は公共交通を利用していました。
地元の地域から出るには路線バスを利用するのですが、乗り物に興味を待ちやすい幼い男子ですので、それに関心を抱いたのは物心ついた頃だったと思います。
当時、地元で新しい路線バスと言えば、富士重工業の通称7E、8Eと呼ばれる車両で、流石に名前までは知りませんでしたが、乗る度にとてもワクワクした事を覚えています。
(その頃から車種が分かっていたら怖いかもしれませんが)
小学校4年生の頃、将来の夢として「富士重工のバスを買うこと」と言い始めました…。
何を言ってるのかと思われるかもしれませんが、車好きの子供が「将来スポーツカーに乗りたい!」と言っているような感覚で、割とマジだったのです。
しかも以後その夢が大きく変わる事はありません…。
中学に上がると、長休みや休日など1人でバスに乗って出掛けるようになり、写真を撮るとかではなく、沿線の雰囲気や景色を眺める事が楽しく、様々な路線に乗っていました。
高校へ進学するとバスの全線通学定期を手に入れます。
すると、暇さえあればあっちの街、こっちの街へとバスで出掛けるようになり、テスト期間も公民館や図書館へ行くでもなく、バスを乗り継ぎながら教科書やノートでテスト勉強をしていたのが昨日の事のようです。
(今思うとよく酔わなかったなと…)
更に進学ののち社会人になると遠出が出来る様になり、製造終了によって数を急激に減らしつつある富士重工のバスを求めて、様々な事業者や路線を訪ねるようになりました。
そして富士重工のバス達を身近に目にする事が減っていくなか、抱き続けていた幼き日からの夢を実現しようと考えるようになっていきました…。
それから数年、2018年にとうとう行動へ移してしまったのです!!
〜つづく〜
次回【2】遅かったバス探しバックナンバー -
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富士重工8Eとは、1990〜2004年まで旧富士重工業社が製造していた中型の路線バス向け車両です。
正式にはR18型Eと言い、略して8Eと呼ばれています。同じ系列の車両では、貸切や送迎向けタイプのR18型B(8B)や大型のR17型(7E・7B・7HD)などがあり、長らく製造されていた事から多彩なバリエーションの車両が存在しています。
このシリーズが発売されていた時代は、路線バスを取り巻く環境が激変した時期でもあり、昭和から続くツーステップバスからワンステップバス、ノンステップバスまで、更にリフトバスなど、時代に合わせて様々な機能を持った車両が造られました。
富士重工業社製のバスは、特定のエンジンメーカーのバスだけを造る現存のバスメーカーとは異なり、複数のエンジンメーカーのバスを製造していました。特に富士重工業社は、当時バス向けエンジン等を供給していた、いすゞ、日産ディーゼル、日野、三菱ふそうの4社全てにボデー架装を行なっていて、北海道から中部地域を中心に全国各地でその活躍を見る事が出来ました。
当方が保有しています車両はKC-RM211ESNといい、日産ディーゼル社製の中型バスRMシリーズの211型で、その中でもE尺と呼ばれる中型の中でも長さ8.46mと更に短い仕様となります。
その小回りの良さから狭隘路線では重宝され、都市部でも宅地など入り組んだ路線などで長らく主力となっていた事もありました。現在も当方の狭い折返場兼車庫での転回も容易に可能で、そのフットワークの良さは素晴らしいものがあります。
エンジンなど基本構造は、日産ディーゼル(旧民生ディーゼル)社の名車であるバス車両「コンドル」と同じ名前を持つ4tトラックのものを積み、パワーこそ劣りますが静音性など長けた部分もあります。
そんな富士重工業社のバス車両たちも、老朽化や排ガス規制の影響を受けて徐々に数を減らしています。特に当方が保有するKC世代までの車両は、Nox・PM対策の排ガス規制により対象地域内では車検登録が出来なくなり急激に数を減らしました。排ガスを低減させるマフラー装置を増設する事で引き続き車検登録する事が可能ですが、その費用は高額で搭載した事業者は限られます。
当方の車両では、対策地域内での車検登録となってしまい、ケミカルオート社製マルマテクニカル社販売のNox・PM対策の排ガス装置「スモークバスター」を新規に搭載しナンバーを取得しています。同装置も当車両への搭載を最後に事業撤退となっており、今後の対策地域内での活躍は見れなくなっていく事でしょう。また某都内事業者にて当車両と全く同型の車両が1台だけ同じ装置を搭載し、現役の路線バスとして元気に活躍しています。
当方の車両ももちろん経年劣化により様々な不調を抱えております。その次々と現れる不調を解消しながら動体保存も兼ねて、元気な富士重工8Eを残したい思いで維持と管理、維持走行を行なっております。
※走行は原則として大型二種免許ドライバーと旅客運行管理者の有資格者により行い安全運転に努めています。
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車両諸元
シャーシ型式
日産ディーゼル KC-RM211ESN
ボデー
富士重工業 R18型E
乗車定員
19名(元55名)
長さ
8.46m
幅
2.32m
高さ
3.07m
車両重量
6790kg
車両総重量
7835kg(元9945kg)
原動機
FE6(FE6E)
排気量
6.92
初度登録
平成8年3月
車種規制
Nox・PM適合(元不適合)
保有者
(1996)都内事業者→(2008)地方事業者→(2021)自家用
譲受時の改造
国内全地域への排ガス規制適合化
Nox・PM減少装置(スモークバスターNシリーズ)搭載
高速道路走行適合化
全座席シートベルト設置
全立席定員削除
中央手摺り撤去
安全性向上
バックカメラ設置(clarion社製)
路肩灯LED化
維持対策
サボ受・広告受撤去(サビリスク防止の為)
白全体塗装
修理
フロントアクスル・キングピン交換(元事業者の除籍理由)