-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
走行日記初投稿です。
よろしくお願いします。
分かる人にしか分からないと思いますが「出発→たびだち」って読みます。
(内容には関係ないですw)
YouTuberのほいさんからお誘い頂き、ほいちゃんねる2号車納車記念ツーリングに参加させてもらう事になりました。
ほいちゃんねるはこちら いつも楽しく拝見しております‼︎
うちのマイカー「8E」が今まで経験した事の無いであろう長旅へ!
という事で、2日間計567kmに及ぶロングランに臨みます。
自家用車では何ら不思議じゃない数字ですが、都心用の路線バスとして生まれた個体なだけに恐らく初めての経験ではないでしょうか。
バス乗務員の方以外はピンと来ないかもしれませんが、うちの8Eは凄く都心向けの超低速仕様なのです。
どれぐらい低いと言いますと、下記の速度域で運転するのが適正なレベルです。
2速 〜10km/h
3速 5〜25km/h
4速 20〜50km/h
5速 40〜65km/h (頑張れば70km/h)
たまに現役バス乗務員の方が遊びに来られますが皆さん驚かれるぐらい低いです(笑)
ましてやエンジンは4tトラック用の非力なもの。
タコメーターもありませんので、高速道路では水温計と睨めっこしなから運転します。
さぁ!頑張って行きましょう!!!
行程 それでは今回の行路です。
出庫5:20
▼一般道&高速道路
篠崎駅6:00←友人(ぶしろく)乗車
▼首都高
和光市駅付近7:00←友人(ロマのり)乗車
▼関越道
沼田10:00←他の自家用バスの皆さんと合流
▼
バスツーリング出発
果たして予定通り行くのでしょうか!!?
出発前夜
まだまだ慣れないので準備に時間が掛かりますね…
今日着た衣類も持っていくので洗濯を回し、カバンなど色々用意しているうちに、飲料を買っていなかった事に気づき慌てて最寄り(徒歩25分)のドラッグストアへ。
フロントガラスが砂埃で汚れていたので軽く拭き、車内を少し掃除。
(田舎に置いてると畑の砂埃が凄いんです…)
バタバタとあっという間に日付が変わる時間。
寝なきゃやばい!!と洗濯物を干し急いで布団に入るも、、頭の中で忘れ物が無いか不安に駆られなかなか寝付けず(笑)
(もはや遠足前の小学生w)
起床
4:20。
さぁ、朝が来てしまいました…
眠いです。
眠いです。
魔剤買い忘れました。
(ギャァァァァァ‼︎‼︎)
今夜は車中泊なので布団を車内へ運びます。
寝袋も常備しているのですが流石に寒いと思いますので、かなり慎重に…
(暑いの大好き人間なのでマジで寒いのダメなんです‼︎)
うちの8Eは路線バスによくある冷却水を利用したヒーターですので、エンジンが止まっている時には暖まれません。
なので石油ダルマストーブを積み込みます(笑)
エンジンを掛け暖気を開始し、その間に朝食を急いでかっこみます。
寒いからとグラタンにした為に熱くてこれまた一苦労でした。
(もっと早く暖めていれば冷めてた気がする)
あっという間に1時間以上経ってしまいました…
(計画性の無さw)
急いで点検を済ませ15分延で出庫です!!
余裕を見て組んだつもりですが、土休日ですし果たして間に合うのでしょうか!!!
(フラグ)
〜つづく〜
自家用バスツーリング‼︎【2】都内脱出 8E日記一覧PR -
ここでは、私が様々な方々との出会いやお力添えがあり、富士重工8Eと呼ばれるバスを購入する夢を叶えるまでのあらすじを書いていきます。
それでは第5回目です!
→第4回はこちら
→第1回はこちら
前回までに以下の問題点
「1.そもそも出回っていない」
「2.コンプライアンス」
に加えて
「3.排ガス規制」
と、3つがまとまった訳です。
そして、排ガス規制をクリアする為に排ガスの低減装置、つまり特殊なマフラーを装着しなくてはならないので、その装置を探す事になりました。
ところが、各メーカー共に製造終了や在庫切れの回答ばかりで、国交省の一覧にある電話番号もあと一社を残すところとなりました。
結果は
「販売を譲渡した」
ん???
どうやら製造されていた事業者様が販売業務を他社へ譲渡したとの事でした。
恐る恐るその譲渡先の事業者様へ改めて問合せをしてみます。
「1台だけ在庫あります」
遂に!遂に!遂に巡り会えました!!!
ただ、搭載指定工場へ直接の納品になるとの事で、車が見つかってない以上、どうにもこうにも…
ダメ元で取置き出来ないか聞いてみたところ、快く受けて頂けました。
しかし、気になるお値段はというと…
新車の安い乗用車が買えてしまうレベル!
(わぁーお!!!)
地元の運輸支局で新品じゃないとと言われたので、仕方なく付ける他ないのですが、
痛い!!
痛い!!!!
(激痛が!!!!!!!)
ひとまず、車が見つかっても良いところまでは来れました!!!!わーい!!!!!!!
(テンションが疲れてる)
お車見つかるかなぁ…
〜つづく〜
【6】見つかった"あのバス" バックナンバー -
ここでは、私が様々な方々との出会いやご協力もあり、富士重工8Eと呼ばれるバス車両を購入する夢を叶えるまでのあらすじを書いていきます。
それでは第4回目です!
→第3回はこちら
→第1回はこちら
前回、
以下の問題点
「1.そもそも出回っていない」
「2.コンプライアンス」
という問題が見える所まで来れた訳です。
さぁ、これらを乗り越えて夢の実現へ走り出そう!
と、意気込んだのも束の間…
いままで何とかなるだろうと真剣に考えていなかった問題が予想以上の壁となって襲い掛かってきたのです!!
(キャァー!!!!)
その名も排ガス規制!
いや、もちろん分かってはいました。
しかしここまで苦戦を強いられるとは、これまでの苦戦で忘れていたのかもしれません…
(甘くてすみません…)
まず整理しますとディーゼル車の排ガス規制には主に2種類あります。
■NOx•PM法(国)
地域:一都三県の一部地域
規制:地域内の車検取得不可
■九都県市ディーゼル車規制(一都三県)
地域:一都三県全体
規制:走行禁止
厳密には色々ありますが、簡単に言えばこの2つです。
大気汚染が深刻化した為にこの様な対策が一都三県ほか関西圏などで行われています。
対象の車両は、主に古いディーゼル車(KK代以前)のもので、バスもディーゼルですのでこの対象となる訳です。
私の居住地域はギリギリNOx•PM法のエリアに入っていまして、求めているバスは通常ですとナンバーを取る事が出来ないのです…。
しかし、全く解決策が無いわけではなく、次の2つが考えられます!
・規制エリア外へ保管する
・指定装置を増設する
まず、規制エリア外への保管を考えてみました!
私の居住地域は、田舎とは言え1番厳しいNOx•PM法の地域です。
そこから出た所で、九都県市ディーゼル車規制のエリアですので、対策は必須になってしまいます。
しかし、九都県市ディーゼル車規制の指定装置の方が安価で中古も出回っている!
現実的にみて頑張ってこちらにするのがベストと考えました。
次に問題なのが保管場所の規制です。
自動車は使用の本拠(自宅や事業所)から直線2km以内に保管しなくてはならないと決まっています。
私の居住地からエリア外までは…8km。
クリアする為には、
・キャンピングカーとして登録
・保管場所2km以内に事務所を立てる
そこでキャンピングカーの基準について色々調べました。
ひと昔前は積荷でキャンピングカーと称して車検を取ってたなんで話を親や学生時代に先生からされていたので、簡単に行くだろうと土地探しまで始めていました。
しかし…
数年前に規制強化で本格的な設備でないと登録できなくなった様です。
じゃぁ、事業所作れば!
って…何の???
雇われサラリーマンが出来るわけもなく断念…。
残すはNOx•PM法の指定装置に手を出すしかなくなった訳ですが…
ただ本当に馬鹿みたいに高価なんです!!!
乗用車の新車買えますからね!!!
暫く悩みました…
凄く悩みました…
悩み疲れて脳がフリーズしてたのでしょう。
国交省の指定装置一覧を閲覧し、販売事業者へ次々と電話のダイヤルを回していたのです!!
(うちまだ古い電話です笑)
するとどうでしょう…
次々掛けますが同じ回答ばかり返ってきたのです!!!
「製造終了」
旨いもん食って寝ます!
〜つづく〜
【5】最高級マフラー バックナンバー -
ここでは、私が様々な方々との出会いやご協力もあり、富士重工8Eと呼ばれる路線バス車両を購入する夢を叶えるまでのあらすじを書いていきます。
※この記事内容について様々な考え方があるとは思いますが、単に個人の実際にあった経験談を記載したもので、それ以外の意図はありません。どうかご理解ください。m(_ _)m
それでは第3回目です!
→第2回はこちら
→第1回はこちら
前回、2019年7月。
2018年11月よりバス探しを始めて半年以上。
最初に相談した中古バス販売会社様よりバス探しにご協力頂けるお話しをもらい、ようやく一歩前進しました。
さぁ、いよいよ夢に向かって!!
と…思いきや雲行きは怪しくなり、
再びコンプライアンスの壁が立ちはだかりました。
(え、また!?)
過去に元の事業者が分からない様に塗装した中古バスを個人で購入し、元の塗装に直して運転をされていた方がいらしたらしく…問題になった事があるとか。
なんと、それを理由に個人売却について某大手デーラーより業界内一部へ警鐘が鳴らされていた事がわかりました…。
もちろん自作デザインに塗装するつもりでしたが、その影響もあり取り合ってくれないというケースもありました。
これも現代ならではの困難なのでしょう…。
(もっと早く生まれていれば!!!)
それから暫く過去に行けるシルバーの車が欲しくなってしまい、その名車のオーナー様サイトを巡るようになっていました。
(考えてる事が末期ですw)
少し前までは中古バスが畑の倉庫になってたりと当たり前だったのですが…
コンプライアンスには十分理解しながらも悔しいものです。
そして某洋画の2作目で、住宅開発用地の看板前、科学者が大量の古いお金を年代別にケースへ入れていたなぁと考えていた頃。
担当者様からの提案で、予め塗替え後のデザインを提示してみてはどうかということになりました。
満を辞して、中高生時代から暖めていた塗装デザインを販売会社様にお渡しし、再び何社か当たってもらう事にしました。
実は、この中高生時代にデザインしたバスの一例が、なんと某人気テレビ番組のセットにデカデカと登場(笑)
(毎度楽しく観させてもらってます!!)
ということで、
「1.そもそも出回っていない」
「2.コンプライアンスの壁」
と言う2つの問題をクリアしていこう!!となった訳です。
(よし!頑張るぞぉ!!)
しかし…なんと他にも新たな問題が見えてきたのです!!
(さて、次元転移装置はどこだ…)
〜つづく〜
次回【4】現代の壁 - 排ガス規制 バックナンバー -
ここでは、私が様々な方々の出会いやご協力もあり、富士重工8Eと呼ばれる路線バス車両を購入する夢を叶えるまでのあらすじを書いていきます。
それでは第2回目です!
→第1回はこちら
2018年11月。
幼き日から抱き続けた夢を実現させようと思い立ったわけですが、予想以上に険しい道のりでした。
まずベターな方法として、中古車販売店のHPで簡単に在庫車探しをしてみました。
(これ購入予定が無くても見るの楽しいですよね笑)
私が求めるのは、地元で見慣れていた富士重工製、銀サッシ、二段窓、前中引き戸、ツーステップ車というこたわり。
(かなり贅沢w)
必然的に殆どが比較的古いKC代と呼ばれる世代以前のバスになります。
しかし結果は…
全て在庫ゼロでした。
次に中古バス市場の現状を把握したいと思い、とある販売会社へ直接電話でお話を聞いてみることにしました。
右も左も分からない状態でしたが、とても親身に対応してくれました。
その方によると…
KC代以前の車両は古過ぎて中古市場に出回らず直接スクラップ会社に売られる事が殆どになってるとのことでした。
つまり、富士重工の中古バスが売られる時代は終わっていたのです!
(急に年老いた気持ちになりました…)
軽自動車や乗用車は、古くても旧車市場で頑張れば探せますが、やはり商用車なんだなと実感しました。
ひとつ見えて来たところで…
ご迷惑おかけしてはと凄く気乗りはしなかったのですが、心当たりのあるバス事業者様へ問合せてみる事にしました。
本当に恐る恐る丁重に…。
しかし、各社共"ひと昔前ならやっていた"という返答が殆どで、コンプライアンスを重視する昨今ではどこも個人売却を自粛している状態でした。(ご対応いただいた事業者様お忙しいなかすみません…本当にありがとうございました!)
これから探される方が居ましたら、ご迷惑となるだけ…なんて可能性もあると思うので、この方法は下準備や特別な繋がりがなければ、避けた方がよろしいかもしれません…。
(※あくまで個人の見解です!!)
んー、難しい世の中ですね…
その後、スクラップ会社も何社かご紹介頂いたのですが、中古車販売業でないので難しいとのことでした。
(まぁ…ですよね笑。ご対応ありがとうございました!)
2019年7月。
あっという間に半年以上も進展の無いまま…
こんなに難しいのかと半分諦め掛けていた頃、改めて最初に電話した販売会社様に相談してみました。
可能性は低いけどもしその様な車両が入ったら連絡をくださる約束をしてもらい、それから何度も相談に乗ってくれました。
(ホント、感謝、感謝です!)
しばらくして担当者様が私の心当たりのある事業者様へ問い合わせてくれると言ってくれました!
(ご厚意の部分も大きいと思うので、どんな販売会社様もやってくれるとは限らないかもしれません…)
少し雲の隙間から太陽が出てきたように思います。
さぁ、果たして運命のバスとの出会いはあるのでしょうか!!
〜つづく〜
次回【3】現代の壁 - コンプライアンス バックナンバー